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【RIZIN】篠塚辰樹、日本初のベアナックル戦は「心臓が弱い人は見ないで」芦澤竜誠の男気に感謝

■『Yogibo presents RIZIN.46』試合前インタビュー(27日・都内ホテル)
 29日開催の『RIZIN.46』(有明アリーナ)の第3試合で、「ベアナックル」ルールで試合を行う篠塚辰樹(対戦相手はX)が、過激なルールでの試合に向けて「心臓が弱い人は見ないで」と警告した。

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 第8代Krushフェザー級王者の篠塚は、昨年大みそかの『RIZIN.45』に初参戦し、BreakingDownで勢いに乗る冨澤大智から2度ダウンを奪い大差で判定勝利した。先月にKrushを離脱し、今回からRIZINに本格参戦する。

 今回の「ベアナックル」は、素手にバンテージだけを巻いて殴り合う過激ルールで、アメリカで人気沸騰中。当初は篠塚もアメリカの大会「BKFC」に参戦予定だったが、今大会で予定していた鈴木博昭vs.YA-MANが中止となったため、「BKFC提供試合」として篠塚が参戦することになった。

 試合に向けて「いろいろあった」と振り返る篠塚は、「親父が死んだんです」と数日前に父親が死去したことを報告。「親父に見てほしかった」と本音を明かしながら「ベアナックルの試合は日本初で俺が日本人初なので、最高ですね。恐怖心はなくはないけど、ワクワクのほうが大きい」と目の前の試合に向けて意気込んだ。

 グローブなしの素手の殴り合いなので「デコに当たったら拳が折れる」ため、パンチの角度や打ち方も変えて練習に臨んできた。その技術はオープンフィンガーグローブ(OFG)の打撃にも生かされている実感があり、今後はベアナックルとOFGの二刀流を目指していく。

 父親の死去の影響で、篠塚に試合ができない可能性がでた際には、同じ剛毅會でともに練習する芦澤竜誠が「篠塚選手が試合に出られないなら自分が代わりに出ますよ。ファイトマネーは全部篠塚選手に渡してください」と話していたことが、剛毅會の大塚隆史コーチのSNSで明かされていた。

 篠塚は「さすが竜誠くん、カッコいいっすね」と芦澤の男気に感謝し、改めて勝利を誓った。