2024年4月

第324回 番組審議会

FM NACK5の第324回番組審議会が、4月11日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)が参加して行われました。


FM NACK5からは、片岡尚代表取締役社長、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、谷井佳輔編成業務部課長代理、編成制作部・田中弘喜の5名が参加しました。今回は、2024年1月及び2月、23時から23時30分に放送されました「ALL The Feels」を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。



今回の「ALL The Feels」は、各分野で活躍する多彩なジャンルの週替わりパーソナリティーが自身のプレイリストを披露することで、新たな音楽との出会いの場を創出することを目指していく番組です。


委員の皆様からいただいたご意見は次の通りです。


◎ゲストが非常に多様な番組であるため、ターゲットとするリスナーを絞り込みづらいと感じました。逆に言えば、どのような世代のリスナーでも、プレイリストをきっかけに番組に没入出来るチャンスがあると思います。一方通行の放送になりがちだと思いますので、リスナーからの質問や感想を取り入れられるようにするとさらに良いと思います。


◎毎週パーソナリティーが変わるということで、新たなラジオスターを発掘するための実験的な番組だと思いました。
ゲストが誰であるかによって、番組への興味度が大きく変わってしまう懸念があると感じます。ブッキングについては、各分野の一流どころが揃っていますが、今後は意外性のあるパーソナリティーも選出して欲しいと思います。


◎プロモーションで出演し自身の曲だけで構成するプレイリストを作ってしまうと、そのアーティストに興味の無いリスナーは離れていってしまうのではないかと感じました。「ALL The Feels」というタイトルも、すぐに番組内容を理解できるタイトルではなく、多くのリスナーが定着する番組とは言い難いと感じました。


◎自分であればどのような曲を選ぶだろうか、と考えてしまう楽しい番組だと思いました。ゲストが週替わりということで、次はどのような人が出るのだろうか、という期待感を与えてくれる番組だと思います。月曜日から木曜日まで、合計20曲のプレイリストを披露されますが、ここまで多くのお気に入り楽曲を披露する番組は他になく、好感を持ちました。

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