FM NACK5の第331回番組審議会が、1月15日にさいたま市浦和区内で行われ、片岡直子委員長(詩人)、中島祥雄委員(大宮西武ビル代表取締役社長)、兼高聖雄委員(日本大学芸術学部教授)、安福順二委員(フリージャーナリスト)、石井義行委員(団体職員)、萩原由浩委員(自治体職員)が参加して行われました。FM NACK5からは、片岡尚代表取締役会長、武藤昭代表取締役社長、森口達治放送本部長、廣瀬紀子編成業務部長、谷井佳輔編成業務部課長代理の5名が参加しました。
今回は、2024年12月14日に放送されました「Saturday Morning Radio おびハピ!」を試聴していただいた後、ご意見を頂戴しました。
今回の「Saturday Morning Radio おびハピ!」は、番組コンセプトを「のんびりいこう。」に設定し、リスナーの心にゆとりを生み出し、土曜日の朝を楽しんでもらうことを目指す番組です。
委員の皆様から頂いたご意見は次の通りです。
◎全体を通して内容が薄い印象を受けました。パーソナリティーそれぞれのポテンシャルの高さを感じつつも、お互いに気を遣いすぎているように感じました。せっかく面白くなりそうな展開もある中で、互いのコミュニケーションが円滑でないこともあり、もったいなく思います。
◎選曲センスの高さを感じる番組であり、土曜日の朝、ながら聴きするには良い番組だと思いました。パーソナリティーのトーク技術が高く、だんばらさん・小尾さんの役割分担もなされていて良いと思います。4時間という長尺番組で、変化をつけた展開を考えるのは難しいと思いますが今後も期待したいと思います。
◎軽妙なトークが心地よく感じました。ただ、番組コンセプトが「のんびりいこう。」であるのに対し、だんばらさんのテンションが少し高すぎるのではないかと思います。リスナーの投稿に対する小尾さんの熱のあるコメントは、ラジオならではの展開で良いと感じました。
◎2人のキャラクターがうまくはまっている番組と感じました。ただ、リスナーからの投稿に対して、予定調和の応援メッセージではなく、さらに突っ込んだ感想等を聴きたいと思います。選曲は良いと思いますが、楽曲名・アーティスト名の紹介がないのが気になりました。また、番組中に流れるCMは局報がかなり多い印象で、情報過多に感じました。