●一組目のゲストは、遊佐未森さん。
昨年秋、大手町三井ホールで開催された潮騒コンサートが
『 潮騒UNLIMITED/LIVE IN TOKYO 20221103 』として
LIVE CD & Blu-rayの2枚組でリリースになりました。
映像がフィルムみたいで奥行きが深い・・・という一誠さんの感想に、
「『潮騒』というアルバム自体が特別な遊佐未森の新しい室内楽のような
そんな作品になったんで、今回のコンサートはシックなイメージを持っていて
会場やその時の空気感も映像で伝わるものになってるのかもしれないです」
会場の規模や雰囲気によってバンド編成を変えたそうで、
「そういう感じでコンサートをやる事によって、次へ進むアイデアを貰えることが多いいんです」
コンサートとメイキング合わせて150分を超える作品で見ごたえ充分。
「楽しんでもらえるといいな!」と嬉しそうな遊佐未森さん!ありがとうございました。
●二組目のゲストはアンソロジストの濱田髙志さんです。
今年2月に引き続き『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』の第2弾を企画・監修。
今回は「中村八大さん」「平岡精二さん」「鈴木庸一さん」の3作品です。
この『ビクター・トレジャー・アーカイヴス』シリーズは、
ビクターに残る「日本のスタンダードソング」を作った職業作家たちの仕事を、
作家ごとに編み、その魅力を俯瞰する特別企画なので、
「私たちの知ってる曲はほとんど入っていない。普通発売されないでしょ(一誠さん)」
「よくこの企画が通ったねぇって言われます(笑)(濱田さん)」
「この企画のこだわりは?(一誠さん)」
「やっぱり作家性ですね、これまでちゃんとまとまったものが無かったので。
ほとんど初CD化で、当時一生懸命作ったものを埋もらせるのは惜しいですよね(濱田さん)」
今回も貴重な史料価値のある作品をご紹介いただきました。
濱田髙志さん!ありがとうございました。
また来週、お幸せに!