●ゲストは、デビュー40周年を迎えた作詞家の売野雅勇さん。
それを記念しての企画やイベントがたくさんです。
イベントでは7月に
売野雅勇作詞活動40周年記念オフィシャル・プロジェクト
『MIND CIRCUS SPECIAL SHOW「それでも、世界は、美しい」 』が行われ
たくさんのアーティストが参加、話題になりました。
CDでは・・・
『MIND CIRCUS~午前0時のLOVE STORIES』
『河合奈保子 MASAO URINO WORKS売野雅勇作品集』
『中西圭三 素敵なことは変わらない 売野雅勇YEARS BEST』
『STRANGE PARADISE 売野雅勇作品集』
この4組のCDをご紹介しながらお話を伺いました。
『MIND CIRCUS~午前0時のLOVE STORIES』は
全13曲に売野さんが描きおろしの短編小説が付いています。
「それだけ読んでも面白いんですけど、曲をかけながらだといい感じになります」
「普通のサーカスは肉体の限界を超えてショーにしてお客さんに喜んでもらう。
音楽は頭の中の、どれくらい人間は美しいもの考えられるか・発明できるか・・・
みたいなことで、意識の、マインドのサーカスをお見せするショーです」
「シティポップと歌謡曲的なものを、なるべく同じ風に捉えたい。
だから並べからも考えて知らないうちに歌謡曲も入ってくる、
終わってみたらこれが売野雅勇の世界なのか・・・が分かってもらえたらいいな」
『河合奈保子 MASAO URINO WORKS売野雅勇作品集』について
「河合奈保子が一番書いてるんです。相性が良かったっていうか向こうから好かれた(笑)」
「“みんな見逃してないかい?”というような意味も含めて世間の評価とは別に、
自分のスタンダードをちょっとお見せします・・・で選曲しました」
『中西圭三 素敵なことは変わらない 売野雅勇YEARS BEST』
「彼の代表曲、そして一番お互いのいいところが出ているものを二人で選びました」
「中西君とは付き合いが長かったんで、癖とかどういう事を歌うとくすぐったいとか
そういうのを学習していくわけです、初期のころ。それですっかり中西圭三になるし、
向こうは売野世界を待ってるところがあったんで、すごい楽しかったですね」
『STRANGE PARADISE 売野雅勇作品集』
「あまり知らないような曲で、こんなものを書いてたの?というものを集めました」
「(坂本龍一さんとの仕事では)その世界に入るのに時間がかかって、
なかなか書けなかったことがありました。(曲の)後から付ける詩は、
その人の無意識が喋っている言葉をキャッチしないと、ハマりが悪いんです。
喋ってる言語が違うみたいな。そこを慣れちゃえばすごく書きやすいんですけど」
売野さんのマインドが伝わるとても勉強になる回でした
売野雅勇さん!ありがとうございました。
また来週、お幸せに!