9月21日のゲストは、稲垣博司さん、辻堂真理さんです!

●一組目のゲストは、稲垣博司さん。

大手レコード会社の要職を歴任されてきた稲垣さん。
今回は『 1990年のCBS・ソニー 』を出版されました。
このご本はCBS・ソニーでのお仕事を、松田聖子さん、尾崎豊さん、X JAPANに絞って、
現場、プロデューサー、経営者としての視点から、
アーティストやプロモーション、イベントなどご紹介されています。
 「(松田聖子は)やっぱり声質ですね。音圧が強くて人の耳から脳に忍び込む力が強いんです」
 「(尾崎豊は)訛りがなく(都会的な)良いにおいを持った・・・よく出てきたなって」
 「(YOSHIKIは)元々大音響は好きなんです。初めてライブを観て絶対やるべきだと。
    社内で反対もあったんですが、僕が押し切ったんですよ」
などなど、もっとたくさん熱く語っていただきました。

今後は新しい音楽ビジネスに「老骨に鞭打って、一瞬たりともトライをしていきたい」と語る
稲垣博司さん!ありがとうございました。


●二組目のゲストは辻堂真理さんです。

ノンフィクション作家、放送作家として活躍されてる辻堂さん。
今回 『 最強の井上陽水:陽水伝説と富澤一誠 』 を発売されました。
中学生の時、一誠さんが書かれた『俺の井上陽水』を読み、
大人になって「その続きを書かないのですか?」と一誠さんに尋ねたところ、
「辻堂さんが書いてくださいよ」と返されたことが著書のキッカケになったそうです。
 「その時そう言っていただいて、これが実現したことが感無量ですね」

 「あの頃アーティストと作家は真剣勝負をしていたんです(一誠さん)」
 「井上陽水の曲に共鳴出来なくなっていく一誠さん、
   そして、その後理解していくプロセスを詳しく描きました(辻堂さん)」
 「陽水さんは圧倒的に詞に惹かれました。一曲の中にたくさんの罠を仕掛けてるんです(辻堂さん)」
 「歌詞だけ読むと何言ってるんだかわからないww(一誠さん)」
 「何度も聴いてると別の意味が顔を出してくる、何十年後に意味が分かってくるような、
   謎解きの面白さ・何年も楽しめる噛み応えがあるんです(辻堂さん)」

辻堂さん、一誠さんの目線から新たな陽水さんを発見できる本です。
辻堂真理さん!ありがとうございました。

また来週、お幸せに!

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