●ゲストは、音楽プロデューサー本城和治さん。
今年3月にもご登場いただきましたが、
今回は書籍 『また逢う日まで 音楽プロデューサー本城和治の仕事録』 について
本の内容に沿って詳しくお話を伺いました。
日本に新しいポピュラー音楽を根付かせた先進的プロデューサーとして名高い本城さん。
ザ・スパイダース、ザ・テンプターズ、マイク真木さん、森山良子さん、長谷川きよしさん、
井上順さん、尾崎紀世彦さん、大橋純子さん、石川セリさんなども担当。
現在もフリーの音楽プロデューサーとしてご活躍です。
<第1章 あの時君は若かった 〜少年時代>
<第2章 君の瞳に恋してる 〜洋楽ディレクターとして>
「洋楽しかなかったんです。(フィリップスレコードで)世界中から集まってくる
商売になりそうな作品を発売してました」
「日本でも自分で作って出してみたい、
新しい音楽を作って紹介出来たら面白いな・・・と思うようになったんです」
<第3章 どうにかなるさ 〜スパイダースとの出会い>
<第4章 好きさ好きさ好きさ 〜GS旋風の到来>
「(テレビでは)インストの時代だったんで、これからやっていくのは
歌と演奏を合体したグループじゃないと意味ないな」
「(ザ・サベージ/いつまでもいつまでもについて)これ彼らが練習しているときに
(作詞作曲の)佐々木勉さんに“これ30万売れますよ”と言ったのを覚えてますよ」
<第5章 バラが咲いた 〜和製フォークの開花>
もともとはジョニー・ティロットソンさん用に浜口庫之助さんが書いたものを、
デモとしてレコーディングしたのがマイク眞木さん。
「そのレコーディング現場に立ち会って、(マイク眞木で)ピッタリじゃないか!」
「こっちの方が(レコード化は)面白い・・・」
という事で和声フォークソング第一号になったそうです。
<第6章 愛は突然に… 〜新しい才能との邂逅>
「(森山良子さんの魅力は)素晴らしかったのは声。透明感のあるクリスタルな。」
「当時あんな女性歌手はいなかった。それは新鮮だったし表現力の多彩さ・・・」
「(尾崎紀世彦さんは)最初知らなかったんですけど、すごい声だなと言う印象で、
当時男性のポピュラーシンガーを(プロデュース)やりたいとの夢がありましたから、
これはもう願ったりかなった叶ったりで、日本のNo.1歌手にしようとすぐ思いました」
<第7章 朝焼けが消える前に 〜シティポップの萌芽と隆盛>
<第8章 メリー・ジェーン 〜ジャズとロックと歌謡曲と>
「(大橋純子さんは)でもテープを聴かせてもらって、尾崎以来ぶっ飛びまして!」
「バンド志向が強くて、当時そういう形態があまりなかったんで学生を中心に受けましたね」
<第9章 さとうきび畑 〜忘れ得ぬアルバムと収録曲>
<第10章 また逢う日まで 〜わが音楽人生を振り返る>
「(さとうきび畑の長さを短くすることは)それは考えなかったですね。
“ざわわ”を繰り返す・・・これがこの曲の良さだと思ったんで」
これからについては
「今まで新しいものを追っかけてきた気もするんです」
「いい音楽をゆっくり聴きたい。時代に関係なく良いものを吸収していきたいなと」
「日本のポップスミュージックで言うと、日本語の美しさというか、
日本語で説得されるメロディーと言葉の両方のうまくミックスされた音楽に
立ち戻ってほしい・・・という希望はあります」
もっともっとお話をお伺いしたいと思いました。
本城和治さん、ありがとうございました。
また来週、お幸せに!