「或る日突然」「翼をください」「虹と雪のバラード」など
数々のヒット曲を作り出してきた村井邦彦さん。
そしてプロデューサーとしても赤い鳥、ガロ、荒井由実、
ハイ・ファイ・セット、YMOなどを世に送り出し、
音楽出版社『アルファ・ミュージック』、独立系レコード会社「アルファレコード」を設立。
サーカス、カシオペアなどをヒットさせた日本の音楽業界の歴史になくてはならない方です。
そんな村井さんの作品をまとめたBlu-ray Disc&CD BOXセット、
『ALFA MUSIC LIVE-ALFA 50th Anniversary Edition』がリリースされています。
番組では数々の歴史の一コマをお話しいただきました。
「中学生の時アメリカ人の先生から、前衛というものは
尖がったとこから始まって一つの大きな動きになる・・・ということを教わった」
「ユーミンの音楽のカテゴライズを悩み富澤さんに相談しました」
「会社を作ったのは、レコードを作る事がすごい好きで作曲だけじゃ満足できなかった」
「(成功した作曲や契約は)あとで分析できないんですよ、何だかわかんない・・・」
「音楽を考える時、昔の事と今の事、連続してるんですよ。その両方を考えないとね。
それがモノを作る時の僕の基本的な姿勢というか考え方ですね」
「(YMOの誕生について)一貫して僕が細野(晴臣)が大好きで、
二人で全世界で売れるものを作ろうと。言葉が障壁だったのでインストで。
メンバーは細野にお任せですね。僕はゼネラルプロデューサーでした」
「赤い鳥がプロになりたくないというので、私が口説きました」
「(ハイファイセットデビューについて)僕の好みですよ、コーラスが大好きなんです」
まだまだお話は尽きないようで、次回のご出演が待ち遠しいです。
小説『モンパルナス1934~キャンティ前史~』をネットで連載中の村井邦彦さん。
LAから長時間のインタビューでしたが、楽しいお話し本当にありがとうございました。
また来週、お幸せに!