今回は<サマースペシャル>第1弾!
テーマを設定して熱く語る<ミュージック・ゼミナール>です。
特別講師は、ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーとして活躍する一方、
「風」や「あの素晴しい愛をもう一度」などの名曲を手がけた
作詞家・深層心理学者のきたやまおさむさん。
きたやまさんと一誠さんの対談集
『「こころの旅」を歌いながら 音楽と深層心理学のめぐりあい』(言視舎)を題材に
お二人で熱く語り合いました。
一誠さんは音楽評論活動50周年を記念した作品を作る際に、
本になるテーマとしてやり残していた、きたやまおさむさんとの対談を希望したそうです。
きたやまさんから『「旅の歌」をテーマに!』という提案で
今回の本の企画がスタートしたそうです。
音楽家と評論家としての長いお付き合いの中、
立場の違いで今まで敵対することもあったようで、
きたやまさんは「こちらにも言いたいことが貯まってたので(笑)」
と対談を快諾した理由をおっしゃってました。
「“旅の歌”というテーマは普遍的。世界中にある“旅の歌”の面白さを
分かってくれるのは一誠さんくらいしかいないと思った」
「この本は人生の事を語っているんだけども、音楽も語っている」
「あの素晴しい愛をもう一度/加藤和彦と北山修」
「風/はしだのりひことシューベルツ」
「帰って来たヨッパライ/ザ・フォーク・クルセダーズ」
「戦争を知らない子供たち/ジローズ」
「さらば恋人/堺正章」
「前向きに倒れてみたい/杉田二郎」
以上のきたやま作品を聴きながら
当時の風潮やお二人の想いなど話は膨らみ続けました。
「これからは本をね、最後の最後まで書きたいことを書いて終わりたいな」
と語る、きたやまおさむさんでした。ありがとうございました。
また来週、お幸せに!