●一組目のゲストはSKYEの松任谷正隆さんです。
デビューアルバム『SKYE』をリリースした大型新人バンド<SKYE>のメンバーは豪華。
鈴木茂さん(g)、小原礼さん(b)、林立夫さん(ds)、そして松任谷正隆さん(key)。
メンバー全員が同い年(ちなみに一誠さんも)。
鈴木さん、小原さん、林さんがアマチュア時代に始めたバンドが今復活。
このバンド再結成計画が進行していた頃、
たまたま別のお仕事でアレンジをお手伝いした松任谷さんも参加することに。
「たぶん、その時のデキが彼らにはしっくりいったんじゃないかと思うんですけど・・・」
と自信無さげに笑ってられました。
「僕は個人的にはキャラメルママというバンドを失敗したと思っているので、
そこでやりたかったこと、みんなで曲を作ってみんなで歌を歌って、が出来てるんです」
曲は全員が書き、誰でも歌えるという<SKYE>。
「(作者が)自分で責任を持つ基本的考えもあるんですけど、
このバンドのルールじゃないけれど、歌いたいって言えば誰でもリードボーカルになるんです」
「(アレンジも)作者がふわっとイニシアティブを取るけれど、
僕らが70年代に始めたころのヘッドアレンジが今また再びって感じです」
「偶然性みたいなものを期待してのセッションだから、
このバンドはそのチャンスを捕まえる、そんな作り方です」
お話を聞けば聞くほどライブへの期待が盛り上がります。
SKYEの松任谷正隆さん!ありがとうございました。
●二組目のゲストはFUNKY DUOの西村知恵さんと河上修さんです。
ジャズヴォーカルの西村知恵さんと
大御所ベーシスト河上修さんの二人だけのユニットFUNKY DUO。
リリースされたアルバム『FUNKY DUO』はヴォーカルとベースだけの異色の作品です。
西村さんはこのアルバムの制作にあたり
「私がリーダーなのにいつの間にか、
河上さんのやりたい事ばかりで乗っ取られたんです(笑)」
ヴォーカルを活かすための河上さんのアイデアが盛り込まれたアルバム。
「ピピピっと来ましたね。想ちゃダメなんです、ひらめきなんです。
セッションするとアって湧いてくるんです(河上さん)」
「無茶振りも多いんですけど、結局は出来上がってみると河上さんすごいなって(西村さん)」
お二人の自信が漲っているアルバムです。
西村さんにたくさん口撃されてタジタジの河上さんでしたが、
西村さんのリスペクトが溢れ出ていました。
FUNKY DUOの西村知恵さんと河上修さん!ありがとうございました。
また来週、お幸せに!