●一組目のゲストはKANAさんです。
両A面シングル「誰より愛しいひと/OSAKA~夕暮れて~」をリリースされたKANAさん。
「誰より愛しいひと」は、2015年の「永遠の月」の主人公のその後を歌っているそうです。
永遠の月になってしまった人を想い、今も生きている主人公。
「過去の愛した人全部含めての“愛の歌聴かせて”という歌詞だと思うんです」
「想いを込め過ぎてしまうと重たくなってしまう気がするので、
なるべく俯瞰で見るというか物語を読むような感じで歌えたら・・・が課題です」
「OSAKA~夕暮れて~」は、
「私の歌は難しいと言われるんですけど、私はそれでいい、それイコール私だと思うんです」
「でも1曲くらいはすぐ覚えられる、すぐ口ずさめるようなそういう曲が欲しいと思って」
YouTubeチャンネル 『玉袋筋太郎の夜Tube』では
"夜の街" を救うべくスナックの女王として出演しているKANAさん!
ありがとうございました。
●二組目のゲストは多田周子さんです。
2021年最後のゲストは多田周子さん。
最近神戸新聞で連載されたコラムを一誠さんが注目して、
是非番組で紹介しようということになりました。
多田さんの人生を見つめるエッセイの数々に一誠さんは閃いたようです。
「このエッセイを本人に読んでもらって、それにまつわる曲をリスナーに聴いてもらおう!」
急に聴かされた多田さんは緊張がマックス。収録まで何回も練習されていました。
童謡「赤とんぼ」と共に、エッセイの内容はとても心に沁みるものでしたが、
さて本番で披露された朗読はいかがだったでしょうか。
「朗読のお仕事来るかしら?」と照れながらおどける多田さん。
「赤とんぼの物語を知れば知るほど、哀愁と切なさと(作者)露風の母に対する深い想いが、
単なるきれいな歌では済まされないことに気が付いてしまって」
「(音程が)高くてきれいな歌を歌えなくなって、夕焼けの物悲しさを深~い声で歌ってみたい」
と言うことで音程を低くして歌っているそうです。
素敵な歌と朗読、次回もお願いします。多田周子さん!ありがとうございました。
良いお年を、お幸せに!