●一組目のゲストは平山みきさん。
最新アルバム『 トライアングル 筒美京平☆橋本淳☆平山三紀 3人の絆 』は、
筒美京平メモリアル企画として制作された1枚で、「真夏の出来事」をはじめ、
多くの平山さん歌唱曲を提供した筒美京平・作曲、橋本淳・作詞作品の中から、
橋本さんと平山さんがセレクトした作品を収録。
さらに未発表曲「Jazz伯母さん」「ラスト・ラブ・ソング」を初レコーディングされています。
1970年大ヒットの「真夏の出来事」を聴きながら
「あの頃の女性アイドルの中で平山さんは尖がってたよね?(一誠さん)」
「アイドルを演じていれば楽だったので、
遊び人のなんでも知ってるお姉さんと作られたのはちょっとしんどかった(平山さん)」
「“真夏の出来事”がヒットしたら同じ路線でいかないと次に繋がっていかないのに、
二人(筒美さん・橋本さん)が嫌だと言って“ノアの箱舟”ってすごい難しいのを歌った」
「みんなが期待してないで何か面白い事をやろうよって。
だからいつも面白い曲をやらしてもらってたって感じ」
「嫌いな歌、歌いたくないとか沢山あったけど、それが今は好き」
いろんなSNSも始めた、今を活き活きと楽しんでいる平山みきさん!ありがとうございました。
●二組目のゲストはソプラニスタ・木村優一さんです。
「ソプラニスタって?」という一誠さんの素朴な質問に
「女性の音域を歌う男性で、今はカウンターテナーと同じように扱われています」
と丁寧に教えていただきました。
最初は音楽家のお母さんの大好きな歌声を真似してボーイソプラノだったそうです。
そして変声期にその声を大切に思ってくれる中学・高校の先生に出会い
「自分の声は恥ずかしい声じゃないんだ」と思えたそうです。
東京藝術大学卒業、イタリア修行。しかしプロとしてやっていくのに限界も感じた頃、
事務所の先輩、故・中島啓江さんの活動に勇気付けられ今があるそうです。
「クラシックとポップスの歌い分けは?(一誠さん)」
「歌い分けはしていないですが、それぞれのジャンルの様式を、
自分のソプラニスタの声として表現するために日々努力しています」
オリジナル曲では初めての作詞にもチャレンジしたそうで、作詞の難しさを実感。
「詞をより大事に」と思うようになったそうです。木村優一さん!ありがとうございました。
また来週、お幸せに!