●一組目のゲストは渡辺真知子さん。
デビュー45周年記念として28枚目のシングル「二雙の舟/カナリア」を
両A面シングルとして発売されました。
2019年に中島みゆきさんの音楽舞台『夜会VOL.20「リトル・トーキョー」』へ
ゲスト出演した際、渡辺さんが歌唱した曲が「カナリア」。
作中では1コーラスしかなかった曲を、「45周年ということでフルコーラスにしていただけますか?」
と直接中島さんにお願いして快諾いただいたそうです。
この曲が完成したとき「どうリリースするか・・・」悩まれたそうです。
そこで、夜会のテーマ曲「二雙の舟」もレコーディングの許可をいただき
2曲でシングルリリースをなったそうです。
「みゆきさんの曲、どう自分の歌にしたんですか?(一誠さん)」
「まず丸コピーです。作り手を親として自分の身体の中に入れて」
「そこから自分の歌いたいところが出てくるんですよ、考えなくても自然に」
二雙の舟を自宅練習してた時のエピソードでは、
「なかなか最後まで歌えなくて・・・途中で泣いちゃって大変だったんです」
「最後まで本気で歌い切った時、自分で何が起こったのかわからない、
頭の中がグルグルグル(の状態で)、一番似てると思ったのがフォーリンラブですよ」
「シンガーとして人生観も全部フルにしても、震えるほど嬉しいんです、歌い応えがあって」
「シンガーとして喜べる、難しいですけど初めてこんな曲に出会えました」
曲への想い、歌うことのすばらしさを教わりました。
渡辺真知子さん!ありがとうございました。
●二組目のゲストは多田周子さんです。
多田さんの代表曲のひとつ「なつかしゃや」。
この曲のルーツになった奄美のお店「なつかしゃ家」の店主、恵上イサ子さんのレシピ本が
『健康・美肌・長寿の島の贈り物 奄美ごはん』。
美味しそうな料理、温かい雰囲気が満載で、多田さんの曲の内容に納得です。
この本の推薦文も多田さんが書かれてるそうです。
メジャーデビュー曲「風の中のクロニクル」の前からオリジナル曲は作りためていて、
当時は封じ込めていた曲を改めて見直しているそうで、
「あの頃は好き勝手に、作品が良くなくても怖がらずに歌ってました」
「でも素直に想いのまま書いてたなって」
「そういうことも含めて、(メロディや詞を)今の等身大にしようとやってます」
コロナ禍ではご自身の歌に向き合うことが出来たそうで、
「1日も休まず歌ってました。そうしたら不得意だったところが歌えるようになったり、
ファルセットに変わるところが滑らかになったり、やっぱり練習は嘘をつかない」
「まだまだ進化しつつある!」と一誠さんを唸らせた多田周子さん!
ありがとうございました。
また来週、お幸せに!