みなさん、こんにちは！
番組ディレクターの三國です。
桜前線は順調に北上を続けています。今年は津軽海峡を越えて北海道に到達するのも例年よりも早くなりそうですね。首都圏では早くもツツジの花が咲き始めています。そして樹々には新しい緑の葉が。季節がどんどん進んでいるのを実感します。
きょうの「鉄分満載！スギテツの鉄道トーク」では、北陸本線の廃止についてお伝えしました。来年春には北陸新幹線が延伸開業するのに伴って、在来の北陸本線の一部が廃止されます。今回廃止が決まったのは、金沢と敦賀の間の130.7kmです。この廃止によって北陸本線は敦賀と米原の間の45.9kmだけになってしまいます。
かつては米原から新潟県の直江津まで353.8kmを結び、関西から東北までの日本海側の大動脈を形成していた幹線鉄道でしたが、ノンストップでは30分ほどの短い路線になります。廃止される区間はJRの手を離れて第三セクターに移管されます。引き続き沿線の人々の足として走り続けますが、「青春18きっぷ」を使った旅ができなくなるなど、寂しい側面もあります。
新幹線網の整備は大きなメリットがある一方で、昔ながらの鉄道旅の楽しみが薄れるのは、なんとも残念でもあります。
こちらは13年ほど前に北陸本線呉羽駅で撮影しました。
後半の「鉄イイ話」は、先週に続いてもと近畿日本鉄道の名物広報マンとして鉄道界にその名を轟かせた福原トシヒロさんにお話を聞きました。長く鉄道の仕事に携わられただけに、次から次へと貴重なお話が飛び出してきます。
