みなさん、こんにちは!
番組ディレクターの三國です。
各地で新型コロナウイルスの感染者が増加しています。一方で大雨の被害も広がっています。「これまで経験したことのない」事態が折り重なって日本列島を襲っています。こうなると、いつ自分の身に降りかかっても不思議ではありません。とにかく、正しい情報を得て、できる防御策をすべて行うことが大切です。
きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」で取り上げたのは、東海道新幹線「こだま」号です。東京から新大阪までの各駅に停車し、しかもたびたび「のぞみ」号や「ひかり」号に追い抜かれるためか、「時間がかかる」とか「遅い」などと言われることもある「こだま」号。でも、東海道新幹線が開業した直後の「ひかり」よりも、いまでは短時間で東京と新大阪を結んでいます。実はぼくも新大阪から東京まで「こだま」で移動したことがあります。たしかに停車駅は多いし、通過待ちの時間も長いので、余裕のある時でないと利用は難しいのですが、停車駅でホームに降りて駅周辺の様子を見たり、売店をのぞいたりと、「のぞみ」や「ひかり」では経験できない新幹線の旅を楽しめました。JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」ならお得な料金で指定席を利用できて、ドリン券もついてきます……って、宣伝してますね(笑)。こだま号で名古屋、京都、大阪へ出かけてみるのも面白いと思います。
N700系が「こだま」のスピードアップに貢献しました
後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが「スイッチバック」についてレポートしました。来た方向へ逆戻りするようにして急な斜面を登り降りしたりするスイッチバック。西武池袋線の飯能駅のスイッチバックが埼玉県内ではおなじみですが、小田急線の藤沢駅でもスイッチバックがあります。新宿方面から片瀬江ノ島方面への電車は、藤沢駅を出発すると来た方へ戻るように走りますが、やがてカーブを切って江ノ島方面へ向かいます。片瀬江ノ島方面から新宿方面へ向かう電車も同様にスイッチバックします。ぼくがまだ小さかったころ、千葉県の外房方面へ家族と鉄道で出かけたときに大網白里駅でスイッチバックして、上総一ノ宮方面へ向かったことをかすかにおぼえています。時代とともに少なくなってきたスイッチバック、いまのうちに体験しておくのもいいかもしれません。
藤沢駅でスイッチバックする小田急線