みなさん、あけましておめでとうございます!
番組ディレクターの三國です。
みなさんはどんなお正月をお過ごしでしょう?これまでとはまったく違うお正月、何かと不便で重苦しい新年ですが、今年はコロナが終息することを期待しています。
さて、今年最初の「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、高輪築堤を取り上げました。築堤とは築かれた堤防のことですが、高輪築堤はいまの高輪ゲートウェイ駅の近くから出土した鉄道遺構です。明治5年に日本最初の鉄道が建設された時に高輪築堤も作られました。鉄道ニュースを扱うサイトには三代目歌川広重が描いた当時の様子が載っていますので、検索してみてください。日本の鉄道の黎明期に建設された第一級の鉄道遺構、もし、公開されることがあったら、ぜひ見てみたいものです。
場所としてはちょうどこのあたりの地下に高輪築堤はあったと思います
後半の「女私鉄レポート」は、久野知美さんが神戸新交通ポートアイランド線の駅名変更についてお伝えしました。「京コンピュータ前」が今年の6月には「計算科学センター前 神戸どうぶつ王国・『富岳』前」に変わります。この駅の周辺は、研究機関がいくつも集まっている地域で、スーパーコンピュータ「京」役目を終えて新しい「富岳」に道を譲ることになったのを機に駅名が変わることになりました。時代の最先端を行くこの地域ならではの出来事です。
写真は、ポートアイランド線と同じくAGTと呼ばれる路線 東京の日暮里・舎人ライナーです。