みなさん、こんにちは!
番組ディレクターの三國です。
7月に入り、いよいよ梅雨が本格化してきました。きのう、静岡県熱海市で大規模な土石流が発生、多くの家屋が巻き込まれて安否のわからない人も出ました。みなさん、豪雨被害への対策をもう一度確認してください。決して他人事ではありません。
きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、西武新宿駅についてお話しました。新宿エリアには駅名に「新宿」とつく駅は10ありますが、そのうちの一つ西武新宿駅。歌舞伎町に隣接する「ザ・新宿」といった立地ですが、西口や南口からはもちろん、一番近い東口からも歩くと時間がかかります。でも、かつて西武新宿駅は「仮駅」でした。というのは、いまのJR新宿東口に西武新宿線も乗り入れる計画があったからです。その後お伝えしたような事情で計画はなくなり、西武新宿駅はいまの場所に落ち着くことになりました。いまはホテルとショッピングモールが併設された駅ビルの中に駅の設備があって、日々賑わっています。駅構内の見下ろせる位置にあるカフェは鉄道ファンにとってトレイン・ビュー・スポットになっています。駅の歴史を辿ると色々興味深いことがわかって、面白いですね。
後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが先週に続いて地方のローカル鉄道についてレポート。先週の静岡県・岳南電車に続いて今回は、千葉県の銚子電鉄についてお話しました。「ぬれせんべい」の販売など鉄道とは異なる事業に乗り出して注目されていますが、赤字経営に苦しんでいます。おりしも先月末に開かれた銚子電鉄の株主総会では、株主から鉄道事業の見直しを進言されるという場面もあったと報道されました。銚子電鉄を取り巻く状況は厳しさを増すばかりですが、なんとかその灯を消すことなく存続してほしいものです。