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6/19 再開発と高輪築堤 & 東急田園都市線

みなさん、こんにちは!

番組ディレクターの三國です。


このところ首都圏では日毎の気温差が大きく、夏の暑さを感じたと思えば、翌日には長袖にジャケットが必要になるような寒さだったり、調節が大変です。先週末からは梅雨時らしい蒸し暑さがやってきました。みなさん、体調管理に十分お気をつけください。


きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発事業と、高輪築堤の関係についてお話ししました。150年前、日本初の鉄道を建設する際に当時の海上に線路を敷くために作られた堤が高輪築堤です。ちょうどいまの高輪ゲートウェイ駅の近くにあたります。いまでは高層ビルやマンションが建ち並ぶ近代都市ですが、150年前はこのあたりは海でした。京急線の青物横丁駅や鮫洲駅周辺を歩くと、かつては海だった痕跡を見つけることができます。高輪築堤が発見されたことで、高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発事業の一部に変更が出ました。高輪築堤を保存するために必要な変更です。再開発と鉄道遺構、これからも意外なところで鉄道遺構が発見されるかもしれません。



後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが東急田園都市線の歴史的な背景についてレポートしました。中央林間から東京メトロ半蔵門線に乗り入れ、さらに東武線に直通する長大な路線の一部が田園都市線ですが、今日あるまでにはさまざまな曲折がありました。高輪築堤のような形ある遺構とは違いますが、その誕生秘話など歴史的な背景を知って鉄道を利用すると、いつもとは違った見方ができそうです。


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