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7/31 日本の線路幅はなぜ1,067mm?(後編) & 只見線乗り鉄レポート

みなさん、こんにちは!

番組ディレクターの三國です。


きょうで7月も終わり。例年というか、昔はこの前後10日ほどがが夏本番とされていましたが、ここ数年、特に今年は梅雨明けとともに夏本番を迎えたと思ったら、今度は梅雨に逆戻りしたような天気が続き、ここへきてまた猛暑に見舞われています。一方で大雨が続いている地域もあって、気候変動を実感させられるような日々が続いています。まだまだ暑さが続き、そして台風の季節へと移っていきます。なかなか気が抜けませんが、コロナはもちろん、熱中症に気をつけながら夏を楽しみましょう!


きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」は、先週に続いて「日本の線路幅はなぜ1,067mm?」の後編をお届けしました。東海道新幹線計画に関わった十河信二国鉄総裁や島秀雄らの尽力によって、新しい高速鉄道の線路幅は1,435mmの標準軌となりました。150年前の鉄道開業当時、今日の日本の高速鉄道の発展ぶりを誰が想像し得たでしょう。そして新幹線の技術は、海外にも輸出されています。今年は、そんな日本の鉄道の発展を振り返る年です。鉄道を利用するときには、先人たちの血と汗と涙の結晶がいまここにあることを再認識することも大切です。

金沢駅に停車する北陸新幹線E7系。線路幅は1,435mmです。

こちらは千葉県を走る北総鉄道。こちらも線路幅は1,435mmです


後半は、久しぶりに杉浦さんの「つれづれTRAIN」。今回は只見線の乗り鉄レポートをお届けしました。只見線は、福島県と新潟県を結ぶ地方交通線です。豪雪地帯を走る路線で、冬の間は並行する国道が通行止めとなるため、その間は只見線が福島県只見地区と新潟県魚沼地区の間の唯一の交通手段となります。

2011年の新潟・福島豪雨で大きな被害を受け、不通区間が一部で長く続いていましたが、このたび復旧工事が完了して、10月1日から全線で運転が再開されることになりました。国内でも有数の絶景を楽しめる路線として人気ですが、観光シーズンを除くと利用者数は伸び悩んでいます。でも、沿線の人々にとっては生活路線でもあるので、地元では只見線を盛り上げようという運動が展開されています。キハのエンジンの唸る重低音に乗せた杉浦さんのレポートをお楽しみいただけたでしょうか?


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