みなさん、こんにちは!
番組ディレクターの三國です。
8月も下旬に入りました。今年は早い時期から猛暑が予想され、実際に首都圏では6月終わりから猛暑日になるなど、暑さにはずいぶん悩まされました。先週あたりからひところの猛暑は少し影をひそめています。とはいえ、まだまだ暑さは続きます。感染対策とともに熱中症予防にも気をつけましょう。
きょうの「鉄分満載!スギテツの鉄道トーク」では、青春18きっぷを使った北陸地方の旅の仕方をご紹介しました。北陸新幹線が金沢まで延伸したことで、石川、富山、新潟を走る在来線が第三セクターに移行しました。三セク区間は18きっぷが使えなくなり、愛好家にはとても残念な状況になっています。でも、調べてみると、18きっぷが使えなくても特別料金で三セクに乗車できるなど、いろいろなサービスがあることがわかります。「調べるのも旅のうち」と言いますが、なるべく安い料金で旅を楽しむには入念な下調べが必要ですね。
後半の「女子鉄レポート」は、久野知美さんが山手線の踏切についてお伝えしました。駒込と田端の間にある「第二仲里踏切」は山手線唯一の踏切として知られていますが、この「唯一」とは旅客線上のことで、実は山手線にはあと3つの踏切があります。山手線には旅客線のほかに貨物線があって、湘南新宿ラインと埼京線が走るのがその山手貨物線で、3つの踏切が残るのは山手貨物線上なのです。写真はそのうちの一つ、代々木駅近くの踏切です。埼京線の電車が通過しているのがおわかりと思います。細い道路が踏切で線路と交差していますが、この道路は幹線道路への抜け道となっていて、日中はかなりの交通量になります。加えて地形からも高架化や地下化はなかなか難しいのが実情です。第二仲里踏切は廃止の方向で動いていますが、貨物線の踏切にはそんな動きは見られません。大都市圏では踏切の廃止が進んでいる中、今後の動向に注目です。