テイクアウトのコーヒーで使われる紙カップ。
この使い捨て紙カップのゴミを減らす仕組みうぃ、
ドイツのスタートアップ企業が
「RECUP」として展開しています。
まず、コーヒーを買う時に、1ユーロ、
日本円でおよそ140円を、
カップの保証金として支払います。
飲み終わったら、提携店にカップを返却すると、
1ユーロが戻ってくる、という、
デポジット制度を組み込んだのです。
カップは100%リサイクルされたプラスチックで作られており、
食器洗い乾燥機で洗って1,000回は繰り返し使えます。
つまり、RECUP1つで
1,000個の紙カップゴミを減らすことができるわけです。
導入店は、契約期間に応じて、
月額25ユーロから45ユーロを支払いますが、
これは使い捨ての紙カップを買うよりも安く済むのだとか。
2016年に南ドイツのローゼンハイムで
テスト導入から始まったこの仕組みに、
今ではドイツ国内の2万店以上が参加しています。
スマートフォンアプリを使えば
カップの返却場所も簡単に探せるので、とても便利。
また、リカップ同様に
食事のテイクアウト専用容器「REBOWL」の展開も順調で、
既に1万店以上の飲食店が参加しているそうです。
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【今日の1枚】
今年は各地のフードフェスも復活開催されていますね。
大きな鍋で作られたものって、
なんでもとても美味しい!
気になるのはフードフェスでの使い捨て容器。
今日の話題のように、デポジット制にするとか
または入場料として購入し、
会場ではそれに繰り返しお料理を入れてもらって、
帰りに返却できるとか、
もしくはお持ち帰り用の記念品になるとかしたら
ゴミも減ると思うんですけど、どうでしょう?
ではまた来週!