大量に商品を作っては、大量に廃棄する…
そんな、これまでの環境負荷に関して、
厳しい目が向けられているファッション業界。
そこで、
デンマークで開催される「コペンハーゲン・ファッションウィーク」は、
SDGsに基づいた、厳しいガイドラインを設けました。
ゲストの移動は電気自動車、プラスチック製のハンガーは禁止し、
小道具やセットは再利用するなど
環境へ負担をかけないように設計されています。
また、参加するブランドも、素材や労働など関する
18の基準をクリアしていなければなりません。
例えば、材料の50%以上は、国際的な認証を受けたオーガニック素材や、
リサイクル、アップサイクルしたものであること。
在庫を廃棄せず、再販やレンタルサービスを提供すること、
プラスチック包装は使わないこと、
さらには招待状も、紙ではなくデジタルを活用するよう求められています。
2006年から始まったコペンハーゲン・ファッションウィークが、
SDGsに則る運営に舵を切ったのは3年前。
このファッションイベントに参加できることが、
新たなブランド価値になりそうですね。
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【今日の一枚】
以前、海で出会ったサンドクラフトです。
風が強いのに、どうして形が崩れずにいられるのか
とても不思議でした。
(崩れてるのもありました。)
土から生まれ、土に帰る、土のアート。
今だけ、今しか見られないアートだからこそ
ずいぶんと見入ってしまいました。
(ろくろ首だし。)
では、また来週!