夏の風物詩でもある花火。
けれども、打ち上げる時の煙による大気汚染や、
燃えカスによる山火事の原因にもなりうることから、
海外では、禁止されている地域もあります。
そこで、オランダのデザインスタジオ、
「Studio Roosegaarde」は、
環境に負担をかけない、オーガニックな花火を開発しました。
それが生物分解性の素材を使い、泡状の発光体を空中に散布することで、
美しい光の景色を作り出す「SPARK」。
蛍の光からひらめいたという「SPARK」は、
ドーンという音とともに夜空に明るい大輪を作る、
お馴染みの打ち上げ花火とは趣が異なりますが、
色とりどりの、無数の光がひらひらと空中を舞う様子は、とても幻想的。
イベントが終わっても、光の泡は地上で自然に分解されるので、安心です。
持続可能な次世代花火。
同じ方向を見上げて一体感を楽しむだけでなく、
人と自然のつながりについて、思いを巡らすことができそうですね。
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【今日の一枚】
お祝いを贈りました。
最初、お花がいいと思ったのですが、
バルーンなら数か月持つそうなので
しばらく楽んで欲しくてこちらにしました。
喜んで頂いて良かったです。
では、また来週!