レジ袋が有料化になって間もなく3年。
今日は、エコバッグ自体にポイントが貯まるサービスがついた「Loopach（ルーパック）」をご紹介しました。
これは、お買い物をする時に、ICチップの入った専用エコバッグのタグを、
全国の「Loopach」加盟店の端末にかざすと、ポイントが貯まるというもの。
アプリを確認すれば、ポイント数のほか、
いつ、どこで、何回使ったかが分かり、
溜まったポイントは、こども食堂やフードバンクなどに寄付できるんです。
実はこの「Loopach」、「企業の作りすぎによるエコバッグの無駄をなくすこと」も重要視しています。
エコバッグの在庫が増え、それを廃棄する過程で、
別の環境問題が生まれてしまうかもしれません。
2011年にイギリスの環境庁が発表した
ライフサイクル・アセスメント報告書によれば、
エコバッグは、131回以上使わなければ、
生産過程が使い捨てビニール袋よりも
環境に負荷をかけている可能性があるといいます。
「Loopach」を展開する株式会社MILKBOTTLE SHAKERS代表の喜多さんは、
「Loopach機能のついた製品を使い、普段の生活の中で社会貢献をすることが、
日本のカルチャーになれば」と語ります。
最近、エコバッグだけではなく、リユースカップに取り付けられる
Loopachシールも販売がスタートしました。
愛用しているマイカップやマイボトルにLoopach機能のシールを貼って、
使い捨てカップを断るとポイントが貯まる仕組みです。
コーヒーショップやテイクアウトを行う飲食店で展開していくそうですよ。
