暑い日が続きますが、公園でふと木陰に入って涼しさを感じた時、
町中にもっと緑が増えたら涼しくなるのかな、なんて思いませんか？
そんな思いから、ベルギーでは、まさかの場所が緑で埋め尽くされました。
それはなんと路面電車。
車内の座席や窓枠、天井など、至る所に植物が配置されて、
電車の中は最先端の植物園のように見えます。
この取り組みはベルギーのアントワープという街で、
住民が、よりガーデニングに参加し、
街を緑で豊かな、健康的な場所に変えることを目的に行われています。
昨年は、この計画を実施した影響で、170カ所に植樹がなされ、
さらに100カ所で、新たな花や緑が街に生まれた、
という見事な結果を残しています。
緑が増えると気温は下がり、公害も減るなどといったメリットはもちろん、
科学ジャーナル『Science Advances』によると、
緑地のそばで暮らすだけで寿命が2.5年も延びる、
なんてことも言われているみたいですよ。
まずは自分の家のお庭から。
少しづつ地球のためにも、自分のためにも、緑を増やしていきたいですね。
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