街を歩くと、よく見かける建設中の建物。
安全性や耐久性に優れた様々な材料を使うので、
逆に、解体で廃棄物が発生したときは分別が難しいことも多く、
そういった廃棄物は埋め立て処理などがされています。
環境省の発表によりますと、日本の産業廃棄物のおよそ20%は
建設業によるもの。これらのゴミを減らすことはとても重要です。
そんな分解の難しい廃棄物を減らすのに、今、注目されているのが、
なんとキノコ。
シドニー大学の研究者によって、アスファルト、ゴム、
石膏、プラスチックなどの建設資材が
キノコの菌糸によって分解されることが発見されたのです。
さらにこの分解プロセスを利用して、アメリカのスタートアップ企業
Mycocycleはキノコによって分解されて固まった素材を
断熱材や防音パネルなどに再利用する取り組みを開始。
耐火性や耐水性に優れた素材なので、
様々な場面で活躍する新素材として期待されているそうです。
廃棄物の再利用が出来て、
埋め立てる環境負荷も減るこの技術、早く広まるといいですね。
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【今日の一枚】
今井さんから山形のお土産に
「くぢら餅」を頂きました。
山形伝統の保存食(おやつ?)だそうです。
少し硬めなのですが、噛む度に慈愛ある甘さが出てきて、
硬めで大正解だと思いました。
保存できるのに、美味しくてすぐ全部食べちゃいました!
今井さん、ありがとうございます。
では、また来週!