みなさんは1年間でどれくらいのトイレットペーパーを
使用していると思いますか?
日本人は1人あたり1年間でおよそ90ロール消費しているそうです。
世界全体で見てみると、トイレットペーパーを作るために
毎日100万本もの木が伐採されてしまっているのだとか。
この事実を広く知らせるために、
オーストラリアのトイレットペーパーメーカー
Who Gives A Crapは、
とある有名キャラクターの絵本を販売しました。
その名も、「くまのプーさん、森林伐採版。」
内容は私たちも知っているあの、くまのプーさんと同じですが、
プーさんたちが住む世界、100エーカーの森の木は伐採されていて、
挿絵に描かれたのプーさんの家は、切り株の根元にあるなど、
自然がなくなってしまって、どこか寂し気な雰囲気が漂う絵本になっています。
実は、販売をしたWho Gives A Crapは、世界で24億人もの人が
安全な環境でトイレを利用できていない現状を改善したい、
という思いから設立された会社。
絵本の収益は清潔な水と衛生環境を提供するための活動に
寄附されるとのことです。
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