何気なく毎日捨てているゴミ。
日々のゴミの量を測っている、なんて人はいませんよね?
日本では、年間に4,095万トン、東京ドームおよそ110杯分
1人当たり1日で890グラムのゴミを出しているそうです。
ゴミを減らそうという意識やごみ袋の有料化などの取り組みによって
排出量は減っているのですが、それでも最終処分場は
あと23.5年分のスペースしか残っていないとされています。
いったいどうすれば、ごみの量を減らせるのでしょうか。
ヨーロッパではpay-as-you-throw(ペイ・アズ・ユー・スロウ)
という仕組みが2018年ごろから広まっています。
その名の通り、「自分が出すごみの量に応じて料金を支払う」
というもので、
家庭のゴミ箱にはマイクロチップが取り付けられ、
そのチップがゴミの重量を計測して、
一定の量を越えると料金が徴収されるシステムです。
このシステムを導入したフランスの地方自治体のうち、およそ半分において、
一般廃棄物を30~50%削減できた、といった効果も実証されました。
日本で導入されるのは難しいかもしれませんが、
ゴミを重量で管理するといった考え方は
ゴミを減らすヒントになりそうですよね
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【今日の1枚】
休日に山手線沿いを散歩していたら素敵な看板を発見。
大崎駅東口の歩道は、「涼のみち」という水をため込む舗装になっているそうです
しかもその水は天然の雨水だけでなく、再生水がため込まれて
日中に蒸発してヒートアイランド対策になるとのこと!
熱いアスファルトは小さなお子さんやペットにとって危険
といったこともありますし、こういった舗装の道路が増えるといいですよね!
ではまた来週!