ペーパーレスの取り組みや再生紙の使用など
様々な方法で紙の利用はかなり減ってきていますが、
2022年のデータでは、日本人は1人当たり
年間183.6kgもの紙を消費していると言いますから、
まだまだ努力は必要なようです。
そうは言っても、本や袋、トイレットペーパーなど、
様々な場面で大活躍する紙ですから、環境にも配慮しつつ
使い続けられる方法が求められています。
これまでも森林を破壊しないように
竹やサトウキビなどから作られた紙が、すでに登場していますが
この度、今までありそうでなかった、新たな材料から紙が作られました。
その材料は、落ち葉。
ウクライナの研究者が開発した方法で
およそ2.3トンの落ち葉から1トンの紙の原料を生産するのです。
これは、17本の木から生産できる量と同じ量なのだとか。
この、落ち葉を再利用した紙は、リリーフペーパーと呼ばれ、
シャネルやロレアルなど、様々な有名企業ですでに利用されています。
リリーフペーパーは「落ち葉というゴミ」を減らせるだけでなく
紙を作るときに排出するCO2を78%、
水の使用量を93%も削減すると言いますから驚きです。
紙を作るために木の伐採を必要としない未来は、もうすぐ!
そんな期待が持てる素晴らしい技術の紹介でした。
***************************************************
【今日の一枚】
お盆に実家に帰ったらヒマワリが咲いていました!
高さが3mくらいあってビックリ。
夏っぽくていいでしょ!と父が嬉しそうに話していて
聞いているこちらも満開のヒマワリ同様、笑顔になりました。
自分は家で手のひらサイズの観葉植物を枯らしてしまったばかりなので反省です…
ではまた来週!