森林は生物の生活環境として、また
二酸化炭素を吸収するなど温暖化防止の面でも、大事な役割を持つことから
様々な保護活動が行われてきましたが、この度、
それ以上に大事な役割を果たしていることが分かりました。
国際的な科学雑誌ネイチャーに掲載された研究によると
木の樹皮に生息する微生物が、空気中のメタンを吸収しているとのこと。
化石燃料の使用や牛のゲップから発生するメタンは
二酸化炭素の80倍もの温暖化効果を持ちます。
土がメタンを吸収することは、これまでも知られていましたが
それに匹敵する量を樹皮が吸収していることが分かったのです。
そこで、ポーランドの気候省では14の都市周辺に
ソーシャルフォレストと呼ばれる森を整備すると発表。
対象となる都市は、ポーランドの人口の36%が住んでいるエリアで
気軽に森林にアクセスできて、自然を楽しむだけでなく、
レクリエーションなどを通して、周りの人たちと触れ合う
コミュニティの森としても期待しているそうです。
国土面積の2/3が森林である日本も、保護活動が活発になってくれそうですね。
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【今日の1枚】
公園を散歩していたらオシャレな塔を発見。
ソーラー避難誘導塔の文字が。
街が停電になった時に、避難場所はここですよ!と目印になるための塔だそうです。
上方についているソーラーパネルで常時、内蔵されている単一充電池に電気を備蓄しているので
緊急時にはその電池を取り出してバッテリーとして使用することもできるそうですよ!
街に設置してある防災設備も調べてみると思わぬ発見がありますね!
ではまた来週!