燃料を使わず環境への負荷が少ないことから
近年、注目が高まっている風力発電。
大きなプロペラがゆったりとまわって発電をする…
そんな様子を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか
今日ご紹介したのは、プロペラのない風力発電機!
形状は中心に円柱、その脇に2本の三日月型の柱が立っている
シンプルな形。柱のすき間を風が通ることでビル風のように風が加速し、
内部に設置されたモーターが動いて発電するという仕組みです。
プロペラがないので、
鳥がぶつかってしまう、バードストライクのような心配はありませんし
プロペラが回転することで発生する、騒音被害もありません。
このメリットだらけの風力発電機を開発したのは
アメリカのエアロマイン社。
設置場所はイギリスのオックスフォードにある、
ドイツの車メーカーBMWの工場の屋上です。
つまりはアメリカ、イギリス、ドイツが協力して
新しい風力発電機を完成させたのです。
このようにたくさんの国が連携して行動する事例が増えるのは
嬉しいことですね。