イギリスの経済誌エコノミストが毎年発表している、
世界で最も住みやすい都市ランキング。
このランキングで3年連続1位に選ばれている都市はどこか
みなさん分かりますか?
答えはオーストリアの首都、ウィーンです。
安定性、医療、環境、教育、生活基盤の5項目で
住みやすさが評価されていて、
ウィーンはこのうちの4項目で、なんと満点を獲得しています。
なかでもウィーンが住みやすいと言われる大きな理由の一つが
公共交通機関です。
交通網がしっかり整備されていることはもちろん、
ウィーン市内の公共交通機関に乗り放題の年間パスは、365ユーロ、
つまり1日当たり1ユーロ、およそ160円で買えます。
この安い年間パスに加えて、
シェアサイクルも30分間、わずか50円ほどで借りられるので
多くの市民は自家用車を使わずに移動が可能なのです。
こういった取り組みは、生活が便利になるだけでなく
面積の半分が緑地である、ウィーンの緑を守り続けることにも貢献していて、
まさにウィンウィン。
ちなみに住みやすい都市ランキング、
東京は14位、大阪が9位という結果でした。
格安の年間パス、ぜひ日本でもマネしてほしいですね。
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【今日の1枚】
10月、「食品ロス」を減らすため、
厚生労働省が飲食店などで食べ残した料理を
衛生的に持ち帰るためのガイドライン案を公表しましたね。
中華料理店などでは、
ずっと以前から食べ残しの持ち帰りをお願いすると
包んでくれるお店が多いですが、ガイドラインがあると、
中華料理店以外でもお願いがしやすくなるので
運用が待ち遠しいです。
とはいえ番組チームで先日、中華ランチをした時は
全員きれいに完食、おかわりまで頂きました!
では、また来週!