昨年の猛暑の影響などによって、スーパーからお米がなくなるなど、
異常気象や地球温暖化による作物への影響を実感することが
増えてきましたよね。
このような、今までたくさん収穫できていた作物が収穫できなくなる
そんな事態が、お隣韓国でも起こっています。
その食材は白菜。つまり、韓国料理の顔と言っても過言ではない
キムチがピンチを迎えているのです。
白菜は日本でも鍋の季節に登場する冬が旬の野菜。
育つ上で適切な気温が15度から20度のため、
韓国では夏でも気温が高くならない、山岳地域で栽培されてきましたが、
近年の急激な気温上昇の影響で
韓国国内の白菜収穫量が減り続けています。
白菜の作付面積は20年前の半分以下になり、
現在は白菜不足にならないように、気温調整のできる貯蔵設備に
韓国政府が投資をしているとのこと。
けれども、このまま地球温暖化が進むと、数十年後には
韓国で白菜を作ることはできなくなってしまうと言われています。
地球温暖化といっても意識しづらい面もありますが、
このように食文化のことになると、一気に身近な問題になった気がして
対策の重要性を再認識させられますね。
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【今日の1枚】
韓国料理が大好きで、新大久保でご飯を食べた時の写真です。
ちょっと辛くてちょっと味が濃い料理たち、
どんなメニューを頼んでも美味しいなと思ってしまいます。
大好きなキムチ、なくならないでほしいです。