世の中がネットで便利になればなるほど、
どんどん姿を消していってしまっているお店があります。
それは街の本屋さん。
ネットショッピングや電子書籍、
さらには教科書のデジタル化などの影響を受けて
日本ではこの20年で、半分ほどに減ってしまいました。
これは世界中で起きている現象ですが、
スコットランドの小さな町、ウィグタウンでは
本好きにとってはたまらない体験ができる
ユニークな本屋さんが人気を集めています。
その書店、The Open Book(ジ・オープンブック)でできる体験とは、
本屋さんに宿泊できて、さらにお店の店長になれること。
宿泊期間は、ボランティアスタッフと共に
本の値段を決めたり、店内を自分好みのレイアウトに変更できたりと、
本好きにとって夢のような、自分の本屋さんを経営することができるのです
さらにウィグタウンは
スコットランドから正式に「本の街」に指定されていることから、
本好きな観光客が多く集まり、
お客さんとの会話も嬉しい体験となります。
現在、世界中の読書家から予約が殺到していて、
2026年まで予約が埋まるほどの人気っぷりです。
このような取り組みを通して
街の本屋さんならではの良さが広まっていくのは、とても素敵ですよね。
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【今日の1枚】
都内の公園にて。
紅葉がとてもきれいで思わずパシャリ。
水面に写る木々がなんだか水彩画で描いたようにも見えてきませんか?
最近は秋が短い気がしますが、だからこそこういった景色には
今まで以上にありがたみを感じますね。