ひと昔前まで子供の遊びといえばテレビゲームでしたが、
いまやパソコンゲームが主流ではないでしょうか。
アメリカではRobloxというパソコンゲームが若者に大人気で、
16歳以下の半数以上がこのRobloxに登録、
自分のアバターを作って、バーチャル世界での生活を楽しんでいるとか。
そんなRobloxで先日、ミッションハンガーというイベントが開催されました。
内容は、飢餓に苦しむキャラクターのために料理を作るというもので、
そのゲーム内で作った料理が
なんと現実世界で空腹で困っている子供たちに届けられるのです!
また、ゲーム内でキャラクターが話す飢餓の理由は
現実世界に基づいた内容になっているので、
子供たちは遊びながら社会の勉強ができます。
このイベントを企画したのは、ニューヨークコモンパントリーという、
食料不足を失くすために活動をしている団体です。
イベントを通して多くの人に飢餓への認識を深めてもらい
寄付を集めることで、100万食を届けることを目標にしていますが、
わずか1ヶ月足らずで50万食を届けることに成功しています。
仮想世界の行動が現実社会の問題を解決する、
ゲームという媒体をうまく使った事例の紹介でした。
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【今日の1枚】
普段は行かないショッピングモールで
室内空気環境を示すボードを見つけました。
一緒にいた看護師の友人が
「うちの病院にもある」と自慢していましたが
私は初めて目にしました。
数字で見ないとわからないこと。
見ると改めて意識できますよね。
では、また来週!