観光地に人が集まりすぎて、生活や自然に悪影響を与えてしまう
オーバーツーリズムが世界中で問題になっていますが、
デンマークの首都コペンハーゲンでは、
観光客が環境に優しい行動をしたくなるシステムが導入されています。
その名もCopenPay。このアプリを使用すると、
二酸化炭素排出量の少ない電車や自転車を利用した観光客には
コーヒーの無料券や美術館の入場券がプレゼントされるのです。
また、アプリ内の地図には
様々な参加型のアトラクションが表示されていて
例えば、都市型農業で農業体験をするとランチが無料!
1時間のボートクルーズの途中で、水路の清掃を手伝うとクルーズは無料!
そんな、コペンハーゲンの文化を体験して、
観光を楽しみながら環境の負荷を減らすことができ、
割引も受けられるものになっています。
企画したワンダフルコペンハーゲンのCEOは
「コペンペイは、より多くの訪問者を引き込むのではなく、
『グリーンアクションを文化体験のための通貨に変える』ことで、
持続可能な行動を奨励するように設計されている」
と話しています。
最近は海外からの観光客の方を都内でもよく見かけるので
日本でもこのような制度、いかがでしょう?
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【今日の1枚】
とある道の駅に展示されていた巨木。
地中から発見された古代の杉で樹齢は820~850年!
倒れた巨木に土が覆いかぶさり、誰の目にも触れず、
何年も土の中で眠り続けていたのだとか。
埋もれていた地層の状態が良く、
地下水が木の下を流れていたため
腐ることなく、きれいな状態で発見されたそうです。
自然の力、すごすぎる。。
では、また来週!
