アメリカで合成着色料赤色3号の使用が禁止されるなど
欧米では食品の原材料に対する意識が高まっていますが、
このような背景から、食品や化粧品の安全性を確かめられる
フランス発のお買い物アプリyukaが人気で
アメリカでは1600万人以上が利用しています。
yukaは、商品のバーコードをスキャンすると
安全性が100点満点で表示され、
原材料が健康にどんな影響を与えるか示してくれるというもので、
さらにこの度、「企業に呼びかける」という新機能が追加されました。
健康に悪影響を与えそうな原材料があれば、
安全な原材料への変更などの意見を、
販売元の企業に伝えられるようになったのです。
創業者のジュリー・シャポン氏は
「私たちはただの受け身な消費者ではありません。
ブランドに対して経済的な利益より
消費者の健康を優先するよう求める権利もあります。」
と話し、新機能が商品の安全性向上に役立つことを期待しています。
実際に2024年にアメリカで行われた調査では、yukaを使ってから
健康に悪影響がある可能性の大きい商品は、購入をやめたと94%の人が回答。
このように選択肢が目に見えると、私たちの食生活ももっと変わりそうです。
