3/2 ADVANCE EARTH 放送後記

いまや日本の発電において、
火力発電に次ぐ割合を担うようになっている太陽光発電。
    
設置したらあとはお任せ! といったイメージがありますが、
大型の施設になると使われなくなった田んぼや畑、
元ゴルフ場など、雑草が生えてくるような場所に作られることが多いため
雑草がパネルの影にならないように、また火災防止のためにも
定期的な草刈りが必要となります。

なんと欧米では、このひと手間までビジネスチャンスに変えていて
その主役となるのが、羊。

ソーラーパネルの設置個所で羊を飼育すると
勝手に雑草を食べてくれるので、草刈りの手間がなくなるほか、
羊が草の上を歩き回ることで
土が適度に耕され、土壌が良くなり、炭素の吸収量も増えます。
ソーラーパネル自体も、羊たちを雨風から守る屋根代わりになって
羊小屋も不要、さらには太陽光のもとで育つと
羊の毛量が増えるといった研究結果もあり、羊毛の収穫量も良好です。

つまり、太陽光発電にとっても、地球環境にとっても、羊にとっても
Win-win-win、トリプルウィンをもたらすと言います。
この方法、日本でも2026年に北海道で実現するようなので
注目していきましょう!

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【今日の1枚】

マイタンブラーもかなり普及した感がありますが、
外出中に飲み干してしまうと
結局、ペットボトルに入ったお水を購入することになり、
ゴミも増えてしまいますよね。
が、最近はお店や道に給水所が設置されていて
とても便利になりました。
こうやって手軽にお水を安心して飲めるのは
本当に幸せなことだと感じています。

では、また来週!

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