時代とともに需要が高まっている「再生可能エネルギー」。
エネルギー自給率がわずか1割ほどの日本では、導入が急がれているものの、
「コスト」や「安定供給」の面で、課題が多いのが現状です。
石川県立大学の 馬場保徳(ばば・やすのり)さんは、
そんなエネルギー課題を解決するかもしれない、世界初の技術を開発しました。
それが、牛の胃の中にいる微生物を活用した
その名も“GEP(ゲップ)ソリューション”。
この技術により、これまで利用できなかった雑草や野菜くずといった植物から
「メタンガス」と「電気」を作ることが可能になりました。
メタン発酵の仕組みを活用したこの技術は、
雑草や野菜くずなどから発電機の燃料となる「メタンガス」を生み出します。
注目すべきは、自立的に「ガス」と「電気」を作れるため、
災害時、ライフラインの確保にも貢献できるのです。
現在、石川県内のスーパーで実証実験が行われており、
廃棄される野菜から電気を作り、タブレットなどの充電に役立てているそうです。
今後は、各地のスーパーマーケットにこのマシンを設置して、
災害時にすぐに使える状態を目指しているとのこと。
これまでゴミとして捨てられていたものを再資源化するだけでなく、
防災にも役立つならば、ぜひ全国に普及して欲しいですね。
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【今日の1枚】
とあるショッピングビルの入り口で見つけた
トイレの空き状況案内板。
これ、めちゃくちゃ助かりませんか?
リアルタイムで案内してくれるなんて
すごい時代だ! と思いました。
いつからあったんだろう??
QRコードもあってスマホでも確認できるように
なっていました。凄すぎ―。
では、また来週!