未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日はイギリスから、履くだけで社会貢献できる、ユニークな靴下のお話でした。
「2030年までに、こういう社会をつくろう!」と、国連が定めた開発目標、「SDGs」。
さまざまな企業や自治体がチャレンジしていますが、カラフルでポップな靴下を製造・販売しているイギリスのファッション会社「Stand 4 Socks」も、そんな企業のひとつです。
「靴下で世界を変えられたらいいな。」
そう考えた創業者のジョシュ・ターナーさん。
購入する人が解決したい社会課題から、買いたい靴下を選べるようにしました。
パッケージを見るとその靴下の売上が、それぞれどんな社会貢献に使われるのかがわかるのです。
例えば、「この靴下1足で、はしか予防のワクチンを3人の子どもに届けることができます。」とか、「1人の子どもに12日分の教育を届けます。」など!
もちろん、靴下そのものにもこだわっています。
素材のひとつが「竹」。抗菌性や消臭に適しているだけでなく、成長の早い植物なので、綿よりも10%少ない土地で十分な材料が調達できるのだとか。
足元を彩る靴下が、世界のさまざまな課題解決に貢献していたら、それもオシャレだと思いませんか?
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「持続可能な開発目標」と訳されるSDGsですが、採択されたのは2015年。
2016年から2030年の15年間で達成するために掲げたもので、17の大きな目標があります。
皆さんも、周りでSDGsを見かけたり、「取り組んでるよ!」ということがある人は、ぜひ教えてくださいね。