世界では毎年、800万トンにものぼるプラスチックゴミが
海に流れていますが、そのうち、海面を漂っているものはわずかで、
実は9割以上が海の底に沈んでしまうそうです。
こうした事態に対応しようと、ヨーロッパでは今、
海中ゴミの回収プロジェクト「SeaClear」が進められています。
そこで大活躍しているのがドローンです。
作業はまず、ゴミを特定するところからスタート。
微妙な色や成分の違いを捉えられる特殊なカメラを搭載した
航空ドローンと水中ドローンが、水面と海底のゴミの状態を調べます。
カメラに映ったものの判別にはAIが活用されていて、
ゴミ、海洋生物、岩石などの分別が可能です。
そして、今度は吸引装置やグリップハンドのついたゴミ回収専用の
水中ドローンが海底に向かいます。
現在、研究チームは、
水中の視界が悪い場所や観光客でにぎわう場所でも、
確実に、そして安全にドローンを稼働できることを証明し、
ゴミの検知率80％、回収率90％を目指しています。
ダイバーが潜って、ひとつひとつ海底のゴミを拾うより、
70%もコストを削減できるという「SeaClear」プロジェクト。
今後もますます研究が進みそうですね。
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【今日の一枚】
駅のホーム（屋内）にあったベンチをよく見たら、
座る仕切りの部分が、USBのコンセントになっていました。
驚いた～！ 嬉しすぎるサービス。
生活スタイルの変化に伴って、様々な変化がありますが
駅のベンチまで最先端！
そしてなんか心遣いを感じました。
ではまた来週！
