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12/20 ADVANCE EARTH 放送後記

未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日はスウェーデンから、服を買う度に環境問題と向き合える取り組みをご紹介しました。

みなさんは、服を1着作るのにどれぐらい環境へ負担をかけているか、考えてみたことはありますか?
スウェーデンのアパレルブランド『Asket』は、販売する衣服に、ちょっと変わったレシートをつけるキャンペーンを始めました。
「The Impact Receipt」と名付けられたこのキャンペーンでは、服の値段をレシートに載せるのではなく、購入したアイテムの原料生産、素材や製品の製造、仕上げ、そして輸送など、それぞれの工程で発生する二酸化炭素の量や、必要な水、エネルギーの内訳を明記しました。

たとえば、Tシャツ1枚を作るには、二酸化炭素を1.89kg排出し、35,100リットルの水が必要になります。

「環境負荷を知り、購買を減らし、洋服を長く着よう」

これが『Asket』のブランドメッセージです。
高品質でトレンドに左右されず、長く着続けられる服作りを通じて、ファッション業界を変えようと奮闘しています。
大量生産・大量消費を変えるためには、服を買う側の行動も変えなければならないと考えているのです。
キャンペーンの名前のとおり、アパレル業界に大きなインパクトを与えるかもしれませんね。

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