華やかな印象のあるファッション業界。
けれども、人件費の安い途上国で、女性や子どもたちを低賃金で雇い、
過酷な環境で働かせているなど、
作り手の労働環境にはいまだ多くの課題があるのが現状です。
こうした状況を不満に思っていたドイツの起業家ジョナサン・ファンケさんは、
服の作り手と買った人を直接つなぐサービス「tip me(チップ・ミー)」を
開発しました。
これは、海外のチップ文化をオンライン化したもので、
アパレルブランドのサイトで商品を買う時、
縫製工場でその商品を作るのに携わった人に、直接チップを送れるのです。
清算と同時にチップが支払われたら、
商品を作っている工場に「tip me(チップ・ミー)」が連絡、
労働者の名前や銀行口座番号を確認します。
チップは作り手個人の口座に、直接全額入金されるので、
洋服を買った側も、安心して渡せますね。
ファンケさんは、システムを作った当初、
チップを払う人は、購入者のうち5%から15%くらいだと予想していました。
けれども実際は、購入者のおよそ半数が利用しているので驚いたそうです。
国境を越えて、ありがとうの気持ちを直接伝えらえるなんて、
ステキなことだと思いませんか?
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【今日の一枚】
今井ちひろです。
段ボールをとめていたテープです。
はがさなくていいから楽だし、
ゴミも出ないし、
素敵☆
家に重い荷物を届けてくれて、本当に助かります。
配達員のみなさん、いつもありがとうございます!!
それではまた来週~ヽ(^o^)