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2/7 ADVANCE EARTH 放送後記

アフリカの教育事情は、20世紀に比べると改善されたとはいえ、
いまだ5人に1人の子どもたちは貧困のために学校へ行けず、
家計を助けるべく働いています。

そんな状況を解決する仕組みを考えたのが、韓国とアメリカを拠点とする
太陽光発電技術のベンチャー企業YOLK(ヨウク)です。

彼らは「ソーラー・カウ」という、名前のとおり、
牛のような大きさ・形をしたソーラー充電システムを、
ケニアやタンザニアの学校に設置しました。
朝、登校してきた生徒たちが、モバイルバッテリーを
ソーラー・カウのお腹の部分に差し込むと、太陽光での充電が始まります。
10w(ワット)分が満タンになるのを待つ間、
子どもたちは授業を受けたり、友達との時間を過ごすのです。

(世界銀行の2018年の報告によれば、
タンザニアの人口うち、電気を使えるのは35%程度。
一家庭の月収のうち、電気代はおよそ15%にもなるため、
電気の節約ができるのは、家計にとって大きなメリットになります。)

このバッテリーのユニークなところは、ただ充電できるだけではありません。
それぞれに固有のIDコードが付けられていて、
充電されると授業への出席が記録されるのです。
この記録は、活動を支える世界中の支援者も確認ができるので、
アフリカの子どもたちと、海外の支援者が、
バッテリーを通してつながっていることになります。

報告では、この活動で既に800人以上の子どもたちが、
学校に通えるようになったそうです。

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【今日の一枚】

繰り返し使えるアイスキューブを買いました。
冬でもたまに冷たい飲み物が飲みたくなるのですが、
頻度が極端に少ないので、氷を作っても
冷凍庫に永遠に残ってしまいがち。。

ポップでかわいいし、
溶けて飲み物が薄くなることもありません。
最近のお気に入りです。
一緒に写っているのは、
タンブラーごと冷やせる、これも優れもの。

では、また来週!

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