世界では、設備が十分でないために、
手を洗う習慣のない人々も多くいるのをご存知ですか。
インドの、特に所得の低い人々が多く暮らすエリアでは、
手で直接食事を摂るのが主流であるにも関わらず、
衛生に関してはあまり重要視されてきませんでした。
ユニセフの調査によれば、
インドでは十分な手洗い環境がないために、
1日1000人を超える子どもたちが命を落としているといいます。
好奇心が旺盛で、いろいろなものに日常的に触れる子どもたちは、
その分衛生的なリスクを抱えているのです。
そんな状況を解決するため、
イギリスの衛生品ブランド「Savlon(サブロン)」は、
石鹸の成分を含んだチョークを開発しました。
インドの小学生は小さな黒板をノートの代わりにし、
チョークでメモを取ります。
そのため給食を食べる前にはいつも、
手についたチョークの粉を落とすために、水洗いをしていました。
洗浄成分を含んだ粉が、
手にたくさん付着している状態で水洗いをすれば、意識しなくても、
自然と石鹸を使った手洗いが行われるようになったのです。
「Savlon」は、インド国内の22の都市、100校にこの石鹸チョークを配り、
大きな話題となったそうです。
***************************************************
【今日の一枚】
春を感じる日が増えましたね!
なんとなくウキウキ♪
でもADVANCE EARTHチームは全員
花粉症です!
外に出るのをためらってしまい、
結果的に積極的な自粛生活となっています。
花粉症のみなさん、
ともに頑張りましょう~。
また来週!