未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日はカナダから、海洋プラスチックを集め続けた人々の、大きな成果をご紹介しました。
世界中の海を漂うプラスチックゴミを少しでも減らすこと、同時に、ゴミ拾いを仕事にする人々の生活が向上することを目的として、2013年に設立されたカナダのプラスチック・バンク。
今年4月、「10億本ものペットボトルが海に流出するのを阻止できた」という発表をしました。
この偉業を達成したのは、ハイチ・フィリピン・インドネシアといった国の、沿岸地域に住む1万7,000人ものゴミ回収員の人々です。
拾い集めたプラスチックと引き換えに、食料品や日用品、学校の授業料といった家族の必需品を報酬として受け取ってきました。
実は大手有名企業もこの活動に協力していて、再生された素材を買い取り、商品のパッケージに活用しています。
プラスチック・バンクの創業者デビッド・カッツさんは、「ボトル10億本の回収は、私たちが社会の進歩を推進しながらプラスチックゴミを削減できることを裏付ける、意味ある節目」と語っています。
ひとりひとりの取組が、その結果として大きな数値となって表れると、実感が湧きますよね。
努力するだけでなく、このように結果が発表されること自体、もしかしたら今後のカギになるかもしれません。
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【今日の一枚】
先日、飲食店の立ち並ぶ商店街を歩いていたら、コルクを集めているお店を発見！
加工されて他のものに生まれ変わるそうです。
再生資源として有効活用されているんですね。
それでは、また来週(^_^)/