環境問題のひとつとしてずっと指摘されてきた、オゾン層の破壊。
何が問題なのか、みなさん覚えているでしょうか?
オゾン層は成層圏にある気体ですが、
1960年代に大きな穴が開いているのが発見されました。
太陽から降り注ぐ有害な紫外線は、オゾン層が吸収してくれますが、
直接地表に届いてしまうと、人体や生態系に被害を及ぼす可能性があるのです。
これに関わり深いのが「フロンガス」。
大気中に放出されると、オゾン層を壊すだけでなく、
強い温室効果があると言われ、気候変動の原因にもなっていました。
フロンガスはエアコンや冷蔵庫の冷媒、
スプレー缶など多くの生活用品に使われていましたが、
これを世界全体で減らしていこうと決めたのが、
1987年のモントリオール議定書です。
日本では1988年にオゾン層保護法が制定されました。
あれからおよそ30年。
国際連合環境計画が発表したオゾン層減少に関する科学的評価によると、
2000年以降、10年ごとに3%ずつ回復しているのだとか!
このまま順調にいけば、
北半球のオゾン層は2030年までに完全に治る可能性があり、
さらに南半球は2050年代に、
オゾンホールがふさがると予測されているのです。
世界全体でしっかり取り組めば、他の問題にも成果を上げられそうです。
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【今日の1枚】
今井ちひろです。
今、番組で使っているメモ。
2019年の手帳です。
消せるペンで書いていたので、
何も書いてなかったかのようにキレイになりました!
と言っても、元々ちょこちょこっとしか
書いてありませんでしたが…(^◇^;)
お気に入りの手帳なので、
もうどこにも書くスペースがないっていうくらい
最後までびっちり書くぞー!
それでは、また来週~♪( ´▽`)