未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日はイギリスから、クリスマスツリーにまつわるエコなサービスをご紹介しました。
クリスマスのデコレーションが街を彩る季節になりましたね。
皆さんはどんな風に過ごす予定ですか?
家族でお祝いするのが一般的なイギリスでは、
自宅にツリーを飾るのが伝統になっています。
このクリスマスツリー、少し前までは、
プラスチックや金属で作られた人工樹木が一般的でしたが、
製造過程で排出される二酸化炭素や廃棄の観点から、
本物のモミの木を購入する人が増えているといいます。
けれども、シーズンが終わると、
道端にモミの木がたくさん捨てられてしまうのが現状。
二酸化炭素を減らそうとしたアクションのはずが、
また別の課題を引き起こしてしまったのです。
この光景に心を痛めたジョナサン・マーンズさんと、キャサリン・ラブレスさん。
2人の調査によれば、わずか3週間ほどのイベントのために、
毎年700万本が廃棄されているのだとか。
そこで、この状況を変えようと、
「London Christmas Tree Rental」を創業しました。
そう、モミの木のレンタルサービスです!
借りた人がすることは、飾りつけと水やりだけ。
クリスマスが終わると、もみの木は森へ移されて大きく育っていきます。
2018年に始まったサービスですが、
今年も、既に11月上旬の時点で予約が埋まってしまいました。
新しいクリスマスの楽しみ方、まだまだ工夫できそうですね。