未来のために、今できることをテーマにお届けする「ADVANCE EARTH」。
今日は、プラスチックが分解されるのに
どれぐらいかかるのかを伝える、ユニークな方法をご紹介しました。
WWF世界自然保護基金の調査によりますと、
少なくとも30年、完全に分解されるには500年もの年月が
必要だと言います。
このことを多くの人に知ってもらいたいと考えた、
イギリスの広告会社に勤めるジュティさんとフォールグローブスさん。
ロンドンのスーパーマーケットに並ぶ、ペットボトルやカットフルーツなどの
プラスチック容器に、賞味期限シールならぬ、
プラスチックの使用期限シールを貼りました。
記載された期限は、今から479年後の2499年!
食品の賞味期限に対して、気が遠くなりそうな長さです。
イギリスのスーパーマーケットのほとんどは、
使い捨てプラスチックの削減を誓っています。
けれども残念なことに、2017年から2018年の間で、
推定17,000トン増加してしまったのだとか。
2人によれば、今回のキャンペーンを通して
手に取った商品を一度よく見て、
無駄な包装のない品物に選びなおす人たちを確認できたそうですよ。
この使用期限シールは、
特設サイトからダウンロードできるようになっていて、
誰でも使用することができます。
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【今日の写真】
今井ちひろです。
道を歩いていたら、シロツメクサを見つけました!
子供の頃に花冠を作ったり、
四つ葉を探したりしませんでしたか?
江戸末期に、オランダから荷物を運ぶときの緩衝剤として
乾燥させたシロツメクサが使われていたそうです。
白い詰める草だからシロツメクサ。
箱を開けた時、干し草のいい香りがしそうで素敵ですよね(^ ^)
それではまた来週〜(^O^)/