今日は、シンガポールの南洋理工大学が開発した
新しい発電技術をご紹介しました。
使うのは、なんと人間の汗です。
試作段階のバッテリーは、2 cm x 2 cmの大きさの、
銀を混ぜた伸縮性のある繊維でできています。
これが肌に密着した状態で汗をかくと、バッテリーの銀が、
汗に含まれるイオンと酸に化学反応を起こして
電気が発生するのです。
実験では、バッテリーを手首に着けた状態で
30分間エアロバイクを漕いで発汗すると、
4.2ボルト、3.9ミリワットの電力を生むことに成功しました。
これは、センサーで計測したデータを
Bluetooth経由でスマートフォンに転送できる電力に値します。
バッテリーは重金属や有毒化学物質を含まないので、
身体にも優しいつくりで安心です。
運動して汗をかけば、スマートウォッチなどデバイスの充電もできる、
まさにエネルギーの自給自足が実現するかもしれませんね。
電池や部品など、電子廃棄物の削減にも役立つ可能性があると期待されていて、
チームは今後も研究を進めていくそうです。
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【今日の一枚】
今井ちひろです。
先日買い物したときについていたテープ。
パッケージに、環境に配慮した素材が使われている
というのはよく見かけますよね。
テープも天然素材のものがあるんですねー!
商品を手に取るとき、ついつい、
どこかにエコマークや表示がないか探してしまいます…☆
それではまた来週〜(^-^)/